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■キャブ損害保険 |
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タクバス見聞録
このエッセイは、企画営業部のスタッフが、 全国のタクシー会社・バス会社の
皆様との交流の中で 思うところをとりとめもなく、記するものです。時には
失礼な表現が含まれることもありますが、 寛大なお気持ちでお読み頂ければ幸いです。
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ヤッタ〜 |
K.T |
ご提案(セールスではない)にお伺いした時、若い社長が現れるとヤッタ〜という気になるがその人の頭が固い場合、期待と失望の落差が大きすぎてしばらく立ち直れない。
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声はすれども姿は見えず |
T.G |
茨城県のタクシー会社を訪問。 「ごめんください、キャブステーションです。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 奥のほうで声だけ 「いつもFAXを送ってくる会社だろう?紙の無駄だからやめてくれ!」 ・・・・・・・・・・・。 分りました。―――――――― リストより抹消。
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天下統一 |
N.A |
弊社ポイントキャブ担当のSさんは加盟タクシー会社さんの担当者と一緒に、または1
人で会員獲得のためのチラシ配布、ポステイング、事業者訪問など営業活動をしてい
ますが、驚くことは担当者の名刺の肩書きは確か営業なのにそもそも営業マインドが
もとよりない人が結構いることだそうです。 そんな現状をみれば、この業界にどなたか
プロ営業をもちこめばまさに信長の鉄砲、ジンギスカンの馬、営業一本で天下統一も
夢ではないかもしれません。バリバリの営業だった異業種出身の社長さんには食べ放
題のさくらんぼ狩りになるかもしれません。もちろん異業種でバリバリだった人が社
長になっていればの話し。
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蟻の穴 |
Y.K |
東京のタクシー業界が、優勝劣敗の洗礼を受け始めました。まず新丸ビル当たりでは、黒
塗りタクシーしか客待ちしていないそうです。何故なら最近、この周辺のお客様は
黒塗りしか選ばないそうです。 (1)同じカネならよいモノを 次に夜間は、深夜料金を1
0%下げた個人タクシーを探して乗っているそうです。 (2)同じモノならより安く ま
た大手やエムケイのチケット、無線呼出しが増えているそうです。 (3)同じカネ 同じモ
ノなら安心のブランド品。 このように少なくともつい最近まで当然であった東京は特
別で、「小型・中型・会社は無関係、車は前から来た順番に乗る、選ばない・選
べない」といった非常識な常識は、通用しなくなっています。どうも規制緩和という蟻の
穴から90年もかけて築いた堤が崩れ始めているようです。
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志 |
S.Y |
ある地方都市のタクシー会社が倒産した。倒産の理由は、よくある他の事業への投資の失敗。さて10年ほど前、この会社(弊社の観光ガイドタクシー組織の会員であった)の実質的な経営者であった、長男の専務が時おり弊社に訪れ、 「自分の時代になって数年で台数は地域ナンバーワンにした。次はドライバーの給料をナンバーワンにしたい。黒字分は給料に充てる。会社としては金が回ればよい。とにかくドライバーの喜ぶ顔が見たい、仕事に誇りを持たせたい。」と熱く熱く語っていた。こういう志のある話しにみんな弱い。当然弊社にも、一時期多くのファンをつくったが、いつしか話題にも上らなくなっていた。 結果を見るとたぶん時とともに変節したに違いない。しかしもしも、彼が今もあの少年のような眼差しで人を見つめ、熱くあの志を語り続けていれば、今日どれだけの人物に成長していたかと想像すると、まことに歳月とは残酷なものである。
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まんざらでも |
K.K |
タクシーとトラックの両方を経営している社長曰く、 「タクシーはええ、給料は歩合やし、運賃は値引きなしの現金やし、有料道路代まで貰えて、おまけに荷主への盆暮れのつけとどけのようなものもあらへん。ほんまに孝行息子や」またタクシーと観光バスの両方を経営している社長も同じ内容のことを言う。そこでタクシーのみ経営している社長へ。この仕事まんざらでもないかもしれませんぞ。
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現場は・・・? |
E.N |
名古屋に行った時の話です。 某カードサービスの導入を提案するため各タクシー会社を訪問しました。しかし手数料、手間(ドライバーが嫌がるという言い方)等を理由に導入を拒む会社がありました。そういう考えの会社はここだけではないし、あまり気にもしませんでした。
その夜、偶然にもこちらの提案を拒んだ会社のタクシーに乗車しました。30代後半くらいの方でしたが、その日私が言われたことをドライバーさんにそれとなく質問してみると、現場は全く違う意見。『この厳しい時代にお客を選ぶなんてことできないし、売上が上がるなら現場は新しいことを受け入れるのにな・・・』だって。 年配ドライバーも同意見?と振ったら、『この売上で満足している運転手はどこにもいないよ!!』とのこと。経営者の方々、もっともっと現場の『声』を聞いてみたらいかがでしょうか。
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奇声緩和 |
N.A |
規制を元に戻してください。理由は(1)増車で渋滞が起きるほど車が溢れているから(2)さらにその結果ドライバーの収入が落ちて生活が苦しいから、まさに奇声である。水が欲しければ雨乞いするのではなく、井戸を掘る、これが大人の生きる道。もう亡くなった子供の年を数えるのは止めよう。
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期待される経営者像 |
T.G |
東北のNタクシーを「マイレージタクシー」の勧誘に訪ねた時の社長の対応。 「観光もやっているが10%の手数料で新しい利用客が囲い込めるなら安いもの。10%の手数料を払っても90%の運賃が残る。これはスゴイ事じゃないか!!」 コチラが云おうとする事を先に云われてしまった。プラス志向の社長に期待!
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ご用心 |
Y.K |
老人キラーはお年よりをすぐに味方にできる人のこと。同様の意味で営業キラーという経営者がいる。どちらかというと関西に多い。この方々の殺し文句は最後に「また寄ってや」 時に虐げられる営業マンにとってこの簡単な一言ほど人情深く、暖かい言い回しはない。さほど根拠がなくても「いい人だなあ」と自然に思わせる。
では営業マンを味方にするメリットは何?
それは動く宣伝媒体になるということ。次の会社、別の人、いたる所で、折りに触れて「あの社長は素晴らしい人だ。いい人だ」と聞かれもしないのに宣伝する。そしていつしか大勢の営業マンの口コミが評判となり信用に変わることもある。 ところが残念ながらこの反対のケースがいかに多いか。その結果、知りもしない人に会う前から悪く思われていることもある。
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