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マリオン交通共同無線センター(石川県)
(丸一タクシー・海陸タクシー)



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海陸タクシーと丸一タクシーが業務提携を行い、 人工衛星を使った新しい無線システムを駆使し、共同無線配車センター「マリン交通共同無線」 を新設した。 これによって、このエリアNO.1の台数を所有し、迅速な配車サービスを実施中。


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・初乗り運賃値下げ

ぬくもり・無線会員登録をすると
・より早いお迎え、迅速な配車が可能
・お迎え先の面倒な説明が不要(ご用命の際、電話番号の みで自動 配車が可能)
・お迎え料金「100円」不要
・格安の代行運転サービスも開始

大企業は生き残るため統合、合併という手法をとり、拡大のためM&Aを繰り返す。またベンチャー経営者は 立ち上げ時からすでに売却を考慮している。このようなダイナミックな経営手法を他人事ではなく、関心と共感をもつ経営者がタクシー業界にも登場している。
 それは「他人の飯を食って帰ってきた」20〜30歳代の経営ジュニアたちだ。
 そして彼らはまず共通の敵(ライバル)を設定し、業務提携という緩やかながら、結果としてこれまで親が乗っていたのと異なる行先のバスに乗ろうとしている。
 すなわち従来の共同無線などと異なるのはコスト削減型でなく、顧客を共に開拓し、共有しようとしている点、すなわち事業の一体化である。したがってこのプロジェクトの成功は結果としてオーナー経営者から資本と経営を分離してしまうことになる。
 いうまでもなく経営とは生涯の米びつではなく、駅伝のタスキのように、次に渡す「預かり物」であり、預かっている区間を全力疾走する能力である。
 そしてジュニアたちはこのセンスを無理なく受け止め、規制緩和を機会に経営手法として導入しようとしている。
 「できる男たち」、彼らの活躍により、タクシー業界が特殊だと言われない日の到来はさほど遠くはない。